栄養士・管理栄養士になる方法
みんなの食生活を手助けする栄養士のお仕事をするにはどうすれば良いんでしょうか。
■資格試験がない!?「栄養士になるには」
栄養士には、厚生労働大臣が指定した栄養士養成施設で所定の単位を取得して、卒業すれば自動的になることができます。
卒業後や在学中に資格を得るために受けなければならない試験はありません。
以前は、栄養士になるための試験が行われていましたが、1992年に廃止されました。
■栄養士の養成施設とは?
栄養士になるために養成施設には、大学、短大、専門学校があり、2年以上、栄養士に必要な知識や技術を学ぶことになります。
養成施設は全て昼間の学校で、夜間部や通信教育部は認められていません。
なぜなら、栄養士に必要になる知識や技術は幅広く、昼間の時間帯に学外実習を積む必要があるからです。
もちろん独学ということもできませんから、「働きながら資格取得を目指す」ことは不可能です。
ただし、年齢制限や新卒者でなければならない必要はありませんから、一度社会人になってから退職して、養成施設へ入学するという人は少なくありません。
■「管理栄養士」は国家資格!
管理栄養士になるには、管理栄養士国家試験に合格しなければいけません。
この国家試験を受験するには資格が必要になります。
受験資格を得る方法は2種類です。
①栄養士になって実務経験を積む
栄養士養成施設を卒業して栄養士免許を取得した後、その養成施設での在学期間に応じた実務経験を積むことで、受験資格が得られます。
受験資格取得には、養成施設の在学期間+実務経験の合計が5年である必要があります。
在学期間2年の場合→実務経験3年以上
在学期間3年の場合→実務経験2年以上
在学期間4年の場合→実務経験1年以上
②管理栄養士養成施設を修了して栄養士免許を得る
管理栄養士の養成施設には、4年制大学と専門学校があります。
このような学校を卒業して栄養士免許を取得した場合は、実務経験なしで、卒業後すぐに管理栄養士国家試験を受験することができます。
管理栄養士国家試験の合格率は25%程度です。
■卒業後どんな風に働きたいのかも視野に入れておこう!
実務経験を活かせる仕事ですから、栄養士として実際の現場で経験を積むことはとても大切です。
ただ、希望する職場によっては、管理栄養士の資格が必要な場合もあります。
卒業後にどのように働きたいのか考えて、養成施設を選んだり、進路をイメージしてみたりすることが肝心ですね。